米麹甘酒を作る

昨年の後半からビール、発泡酒類を飲むのをやめている。特に病気になったわけでもないが、なんとなく健康意識の表れから。。。それで目を付けたのが甘酒。甘酒は飲む点滴ともいわれ健康飲料の象徴と受け止めている。

さ甘酒には大きく2種類の製法があって、一つは酒粕から作る方法で、酒粕をお湯に溶かし砂糖をいれて甘くする方法。場合によってはお酒の成分が残る場合もある。もう一つは、麹を使った甘酒で、米麹とお湯を混ぜただけでほかには何も入れない。ほんのり甘くておいしい。

最初は、酒粕から作っていた。スーパーに行くと大抵有名な日本酒の酒粕が手ごろな金額で売っているのでそれを買い求め、石油ストーブの上でゆっくり温めて作っていた。それなりにおいしかったのだが砂糖を入れることにやや抵抗があり、さらなる健康志向から麹甘酒に手を出してみた。

先日の会社からの帰り道、スーパーに行くと、甘酒のコーナーに酒粕の甘酒と並んで麹甘酒も数多く売られていたが、麹菌は見受けられなかった。しばらくうろうろしていたら、別のコーナーに麹菌が真空パック詰めにして売られていたので買って帰った。700円で500gと良い値段である。週末これを使った甘酒づくりに挑戦してみた。

添付されていたレシピでは、500gの麹菌に500㏄の水と2合のご飯となっていたので、その通りを用意した。ご飯2合とは大体茶碗に4杯ぐらいと検討を付け、それをスイッチを切っている電気窯に入れお湯500㏄をいれよく混ぜる。ふたを開けたまま温度が60度~55度に下がってくるまで放置し、そこに麹菌を加える。本当は正しく温度を測るのがいいのだが、我が家には温度を測るものは体温計しかないので、感覚に任せる。ここでもよく混ぜ合わせる。その時の状態は、麹菌が水分を吸って硬いおかゆのようになり、とても甘酒とは思えなくなったんである程度ひたひたに感じるまでお湯を追加した。おそらく後1000㏄程度は追加したかもしれない。それから電気窯の保温スイッチを弱に合わせて2時間程度放置し、その後でもう一度混ぜる。温度は60度~55度とシビアであるが何せ測る方法がないのであくまでも感。「保温の弱であればいいのだろうと」それから8時間程度放置する。ふたを開けると最初の時よりやや水っぽくなってきた。味見するとほんのり甘いおいしくなっている。

ひとまず完成かと思い、少し湯飲みにとっていただいたが、飲み物とは言えなく食べ物の感である。これをお湯で割って飲むという手もあるようだが、今度試そう。

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