無知の化学

以前よりラジオの聴取者の一人でニッポン放送、TBSラジオと変遷して最近は文化放送をよく聞いている。といってもライブではなくここ数年はラジコの録音を朝夕の通勤時間で聞いている。このなかで一つピックアップした。

武田鉄矢の今朝の三枚おろし 文化放送TheNEWS Master 2018年10月18日放送より

人間の「かしこさ」を測定する場合は、従来の知能テスト(IQ測定)「人間の能力を単独で測定する方法」であったが今は違うそうだ。G因子(General因子:とりわけグループに呼びかける力)の測定、C因子(Collective因子:とりわけグループで活動できる力、グループで成果を上げることがでる知能)を測定して評価しているとのこと。

G、C因子が高いとされる人はは、物事を進める際に、仲間を集まめ、それを動かし成し遂げる力であり、人生の長期にわたって必要な能力といえよう。逆に低い人はグループを組めない、グループと一緒に行動できない人は自身の成果が出ないばかりでなく、周りの人の成果をも阻害するといわれる。

これは、(早川書房)知っているつもり「無知の化学」スティーブ スローマン、フィリップ ファーンバック著に書かれているとのこと。まだ読んでいないけど。

ラジオでは、
今の自分、今のコミュニティからさらなる自分次なるコミュニティに属していこうとする思いをもって、いくつになっても完成しない自分として認識し、決してうぬぼれずコツコツと勉強していく。自分が知らないことを一日も休むことない姿勢が知識を加算積算していきます
・・と結んでいました。

自分は無知だと知ることが出発点だと改めて知った。

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