「日々是好日」を観てきた

ここ最近映画鑑賞が多い。シニアの特権。今回は「日々是好日」(にちにちこれこうじつ)。実はこれが読めずに映画を観ながら読み方がわかった次第で、強い思い入れはなかったが、見終わってその思いはあまり変わらない。じゃあ、なんで観たかというと、ほかに見るものがなかったから。。

自分の趣味や興味として一文字も存在していない「茶道」をモチーフにしたストーリ。映画館の中はおばちゃんとおばあちゃんと少しのおじいちゃんだらけ。自分もおじいちゃんであるが。

映画は常に見終わって言いたいことは何だったのかを考えるが、このストーリーのメッセージはわかりづらい。自分の解釈としては、「瞬間瞬間の積み重ねで時が形成されている。また、物事は理屈ではなく形式から成り立っていて、しかしその反面で、実際は裏付けさているが当事者はそれを頭で理解せず体で理解しているので、口ではこたえられない」ということのメッセージと解釈。

樹木希林の出演作でもあり昔、「ジュリー!」と沢田研二のポスターの前で体をくねらせていた旧名悠木千帆こと樹木希林の最後の姿を拝見し記憶にとどめた。

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