桝井です。

この年になって、仕事の内容がわかってきた。どこまでやればいいのかどうすればいいのかについて客観的な判断ができるようになってきた。自分で手を動かさないのでそういった判断ができるのだろうと思う。人のやったことを批判するつもりはなく指導するつもりで修正点に気づき助言をしているが受ける側としてはそうはとらえてくれていない。誰もが目先の課題だけに注力してことを急いだ結果を求めてしまっている。昔の自分もそうだったのかもしれないがみんながみんが同じことを繰り返しそして年取ってそれに気づくようでは人類としての進歩がなくなると思う。どのように継承して将来につなげていけばいいのか最近よく考える。

良い上司とは、部下のやっていることを認め、なんでも任せてやらせる人らしい。そんなことをしていたら同じ過ちを繰り返すばかりで最終的にはいい上司とは言えない。

停年といっても、仕事は変わらず同じ内容が継続するが、心構えとして一つ肩の荷が下りたような気分を感じる。朝の通勤時間や帰りの時間も変わっていないが、ここで少し気分転換のつもりで毎日のルーティンを変えてみることもありかなと思う。

後４年の会社生活をどのように充実させるか、あるいは早期退職とするか、選択者いろいろとある。まだ経験していないこと、味わっていないことを積極的に経験することも若いうち？にできる事かと考える今である。

年取ると必ず耳にする、最近の若い者は。。

それにしても最近の若い者は短絡過ぎでがっかりする。目の前の石ころに気が向いているだけで、遠くのことには全然気づかない。こんなことではどこにも旅に出かけられない。大きな夢も描けない。