「メタ認知」という言葉を知りました。自己の認知を状況を認識することと解釈しました。武田鉄矢さんから聞いた「無知の知」に似ていることと判断しています。
現在の自分の思考や行動を客観的に自分が認識する能力である。自分の言動を客観的に俯瞰した結果の基づき自分自身の今後の行動や思考をコントロールをすることができる。
例えば、私は世間をあまり知らないが、事自分の会社に関してだけは誰よりも知っている、という人は、自分の認識ができているといえるが、そこで終わってしまってはメタ認知力があるとは言えない。つまり自己分析ができているならそこから一歩踏み込んで、世間を知ることに知識を広げる対処法まで把握できてははじめてメタ認識力があるといえる。多くに人は、自分は「こう」だからできないんです、とやれない言い訳にしている程度にとどめてしまっている。メタ認知はあくまでの客観的に自分を俯瞰し改善の方向にコントルールする力である。
メタ認知力を高めるためにはどうするか?毎日の終わりに日記を書くことと言われています。毎日の自分の思考や行動を文書に書留め、自分自身をモニタリングすることからはじめます。また、一日終わりに自分の行動を書くことで冷静に自分が評価できること、この日記を読んだ第三者はどう思うだろうかと考えながら書くとより客観的な思考力が高まっていきます。
もともと「メタ認知」は認知心理学分野のことで、米国の心理学者「ジョン・H・フラベル」が定義し、1970年ころから研究が始められている最近の概念です。
「メタ」とは、「高次の」との意味があり、自分の認識していることを高次の視点から認識しようとの意味です。メタ語源はギリシャ語であり、高次な~、超~、~を含んだなどの接頭語である。