青春18きっぷの旅(第2回)

北陸旅行(2007年)

写真のコーナへ

以前から1回は行ってみたかった高山に

今年の夏も青春18キップを使ってコトコトと電車にゆられて行く事にした。目的地は「飛騨高山」。何をしに行くかは、行ってから考える事といつものいい加減な行動。今回は事前に経路と宿泊地を決めようと考えていたが、やはりギリギリになってしまった。今年は、3日間のスケジュールでローカル線にも乗りたいし、暑い夏なので涼しい列車の中で本でもゆっくり読みたいなぁと思う。。。。
今回の旅も相棒のHP-200LXと一緒。

8月15日(水)

05:10 青春18切符の旅のはじまり。【走行距離 累計距離】

朝早くから起きだし、朝食を頂き身支度する。ここ数日の熱帯夜にはうんざりしている。寝起のベタついた体を昨日の風呂の残湯でザーッと洗い流しさっぱりして出かける。既に陽は登り今日も猛暑が予想される。

05:24 上溝駅(相模線)【0Km | 0Km】

01 この駅は普段は有人駅なれど、早朝と深夜は駅員が不在になり、その代りに乗車証明書の発行機が稼動している。そのボタンを押すことで乗車証明書を取得する。電車の乗客は始発との事もあって少くクーラーに利いた車内は電車の走る音のみがするだけでより涼しさを感じた。電化されてはいるが単線のこの路線では待ち合わせ時の冷暖房効率を考慮して全て車両のドアは手動での開閉式で、ボタンを押さないと乗降出来ない仕組みである。分かっていてもついドアの前でじっとドアの開くのを待ってしまう。

05:37 橋本駅乗換え(相模線)【4.9Km | 4.9Km】

横浜線も人はマバラで、まだお盆休であるのか通勤姿の人は少く行楽の格好した人が多い。

05:50 八王子乗換え(中央線)【8.8Km | 13.7Km】

時刻表で計画したときにはこの電車を見つけることが出来ずこの後のこの後の06:06を想定していて高尾乗換えが1分しかないこと気になっていた。早い電車に乗れてよかった。2つ目駅までの乗車だが新型の車両に乗り高尾まで行く。少し早く高尾駅に着いたが、次の乗る下り電車は既にホームに入っており発車までの15分くらいは車内で待つ事に。

06:14 高尾発(中央東線)【5.7Km | 19.4Km】

定刻で電車は出発。この電車は5、6割の乗車率で席はまだ空いている状態。ここまでは、会社の出張で良く来るので車窓の風景は目新しくない。こうして、ひたすらログを書いている。深い緑の中を電車は金属の擦る音をたてながら走っていく。甲府駅に近づくにつれ、そして時間も7時を過ぎるころ乗車客がすこしづつ増えて来た。持参した、浅田次郎著珍妃の井戸を読んでいるうちに電車の心地良い振動と合間ってウトウトして来る。こんなひとときが最も気持が言い。新府駅周辺は「武田の里ウォークラリー」のゴール近辺であり、2度来たことがある。春には桃の花が桜の如く正しく桃色の花をあたり一面花に咲かせ強い感動を記憶しているが、今は夏、深い緑の葉を湛え太陽の日を浴びており、面影は感じない。

09:06 岡谷乗換え発(快)【157.3Km | 176.7Km】

十分時刻表を読みこなしていないので、車内放送で快速があることが告げられ、その存在に気づく。急ぐ旅でもないが乗換えする。余った時間は松本で費そう。今回初めての快速車両に乗る。ここの車輌はJR東海?か、車内の路線図は名古屋中心のそれである。比較的新しい車輌(2006年)で乗心地は良い。車内はクーラーが利いているが時折開くドアから入って来る外気もあまり暑さは感じなくなった。快速と言っても松本までに停車する駅は普通と同じであるが、所要時間が10分も早いのは何故か?(普通車は塩尻で停車時間が長い)

09:32 松本着(当初予定より16分早い)【25Km | 201.7Km】

03 松本に来たからには、松本城に行くべき(こんな諺はないけれど)。初から松本によることは予定していないので、城の場所も知らぬまま、駅のお城口を出て地図を探すとおおむね1Kmであり「なあ~んだ近い」とばかりに歩き始めたが、実際30分位しか時間が無い事に気づき見るだけでギリギリの時間である。速足で歩きはじめて夏であることに気づく。松本と言えどもさすがに暑い。やっとの事でお城に到着して写真を3枚撮って駅まで戻る。中津川行の電車は既に8分程度の乗車率で出発時刻を待っていた。

10:19 松本発(中央西線)【210.7Km】

05 松本から、塩尻まで今来た線路を戻って行く。塩尻からは西線に入り約2時間の行程である。中央本線は、車内の路線案内図から塩尻を境に西線、東線に分類されている。また、塩尻から松本は藤ノ井線となっている。塩尻から列車はワンマン運転になり2両編成の前より車輌の運転手側のドアしか開かなくなる。殆の駅が無人になるからであろう精算は運転手が行う。車内に運賃表があるのがおもしろい。塩尻から中津川まで1,620円。銘々が運賃ボックスに料金を入れて下車するシステム。車窓から見えるのは山ばかりであまりおもしろくはない。時折、木曽川がかいま見れたりするが、暑い日差を避けるため窓にはブラインドが降りておりよくは見えない。

12:33 中津川着【108.2Km | 309.9Km】

駅ホームで駅弁を買う\1.050。乗換え時間が無いのであせって買ったが次に下車する多治見で時間があるのでそこでゆっくりしても良かったかも。。。

12:40 中津川発(中央線)【309.9Km】

定刻通発車した。9割程度の乗車率でなんとか座れ、買った弁当を頬張った。恵那あたりの車窓からは稲田が良く見かけられた。水が豊富なのかと推測する。午後を廻り相変らずの天候が続く。

13:18 多治見着【43.7Km | 353.6Km】

06 駅に降りて街を散策、、と外に出ては見たがとんでもない熱さで早々と引返す事になった。風はそよそよしているが直射日光が熱い。尋常ではない。時間は早いが太多線に乗込む。車輌は2両の編成のディーゼルで早くから乗客が乗っており冷房が利いていそうなのに暑い。ここで買った、焼酎を飲みながら出発を待とう。

14:00 多治見発(太多線)【353.6Km】

07 定刻に発車したディーゼル車はエンジンの音とともに暑い日差の中に進んで行った。ワンマンの先頭車輌に乗り運転手の行動を見てみた。駅に付く度に後を向き乗降者から切符を集めたり定期券を確認したり、一通の客が降りると正面を向いてまた運転をする。忙しそうだ。

14:27 美濃大田着【19.6Km | 373.2Km】

08 美濃大田も暑い。待合せに1時間弱の時間があるので、近くの木曽川を見に行こうと駅に到着後駆出したが、灼熱地獄である。1キロ弱を歩いて川にたどり着いたが、ただの川で亜s流。都内のと比べると水が奇麗だとの感はあるが、川には変り無く「ふ~ん」で終った。これからどうするでもなく、駅に帰ろう。駅に帰る途中「ハローフーズ」なるスーパーがあり涼みに入った。ここで見つけたメキシコの職材。そういえば、駅前にもラテン系のの言葉を話す人が数人タムロしていたし、この街にはそんな人が多いのかと思う。列車を待つ間、長川鉄道の車輌を見つけパチリと。

15:25 美濃大田発(高山線)【373.2Km】

10 ここからの車輌もワンマンの2両編成である。車輌の中に扇風機のスイッチがありビンビン回っていたが、暑い風が来るばかり。乗車率は1、2割程度のガラガラ状態。途中白川口で特急の待合せを行うが、特急もガラガラの状態である。10分の待合せ後出発である。高山線は木曽川と並行して走っており、車窓から美しい渓谷がしばしば伺える。カメラを構えていると良い風景はファインダーの中に入って来ないが、手を下ろし風景を見ていると絶好の景色が目に飛込んで来る。4時を回り日差がオレンジ色に変りつつあり、実の付いた稲穂を照しあざやかに写った。まだ日差は強い。。 5時30分を回ること川面は陽に陰り対岸の山峰にのみ陽が指す時刻になっている川沿を延々と登り終点の高山を目指している。各駅で停車する度に人々の出入がある。それぞれの目的でそれぞれの思いで、この列車に乗っている。見上げるばかりの山間を縫うように走る高山線はここの住む人々の生活を結んでいることが分る。 6時を回り、飛騨一宮の手前、トンネルを抜けると一面の水田が涌かぬ差色の稲穂を湛えて広がっている。丁度狭い盆地のように四方を山に囲まれており中程を木曽川が流れている地形で、集落も多い。豊な地だと想像する。

18:09 高山着【120Km | 493.2Km】

20 若いころ、高山祭の名前を聞いて一度は行ってみたかった場所にたどり着いた。6時を回ると陽が落ちはじめており、一旦宿泊先の駅前ホテルにチェックインした後、夕食を兼ねて街をブラブラする。駅前の観光案内で地図を貰いそれに従い、「古い町並」に行ってみる。夕暮が近づき古い待ち並に明りが灯ると一層情緒が出て来るが、観光っぽくて少しやり杉の感がする。飛騨牛と中華ソバが有名なのか看板が目立つ。一通街を歩いたあと、ラーメン屋で焼そばセットを頂く。あまりおいしくはなかった。疲れたのでホテルに帰りテレビを見ると、本日は猛暑日で気温38度以上の記録が有ったとの事。あついはずだ。 翌朝、5:00に起上り近くをジョギングする。飛騨と言えばガッショウづくりの家並という事で、飛騨○へ向けて走る往復3Km位かと思う。目的地に着いたが、有料の見学場所でありこんな朝早くは開いていない。塀の外から覗いたがなにも見えず、入口受付に掲載してあった見取図を写真にとり終り。帰り掛に朝市にもよって覗いてみた。都合7Km位を1時間掛けて走って汗びっしょりになった。シャワーを浴びコンビにで買ってきた朝食を食べ一日の始りだ。

8月16日(木)

07:42 高山発(高山線)【493.2Km】

本当は、この後の9:11発列車にのる予定ではあったが、それまでの時間を持余しそうなので途中泊りではあるが乗る。

07:57 飛騨古川着【16.4Km | 509.6Km】

27 古川駅周辺は、高山駅に比べてひっそりしているが、あまり観光地化されてなく見応のある場所がある。ここにも昔の町並があるが、生活感溢れた町並で心なごむ町中を瀬戸川が流れており大きな鯉が気持良さそうに泳いでいる。早朝はどんより曇っていたが持直して今日も暑くなりそうだ。

09:31 飛騨古川発(高山線)【509.6Km】

古川で乗車したのは一人だけだった。列車内も3、4割程度の乗車率で、ディーゼルの音をたてて走り始めた。今後の計画を時刻表を見ながら考えていると終点の角川に到着した。

09:45 角川着【161.5Km | 671.1Km】

ここから先の線路は昨年10月の災害で途切れており代行のバスに乗換える。駅前に停車中のバスに乗換える。 09:55 角川発(高山線代行バス) 45人のりのバスは9割程度の乗車率で、外人さんが6、7名乗車されていた。バスは、471号線を水田を通山道を通り川に沿って北へ下って生きます。結構な山道で右へ左へ頭が揺れる。疲れで、眠ってしまい気持の良い時間を過した。

10:50 猪谷着【30.2Km | 701.3Km】

34 小さな駅にバスは到着。既に列車は駅に入線しており、ディーゼルの音をたてながら冷房の利いた空間で我々を待っていてくれた。

11:16 猪谷発(高山線)【701.3Km】

1車両編成の可愛い車輌で、長さも短い。車内はほぼ満員の状態になっておりこれであと1時間も乗って行かなければならない。。。。空いている席が、山川に向いた席しかなく景色を殆見ることが出来なかった。この路線も川に沿って走っており眺めは良いのだろう。

12:02 富山着【40.3Km | 741.6Km】

35 富山も暑い。乗換え時間が少いことから、一旦外に出て写真を1枚撮っただけで、弁当を悔恨で電車に乗込む。

12:22 富山発(北陸線)【741.6Km】

ここは、電車で8両?編成で乗客も多い。富山を過ぎたころは水田が多く見れた。このあたりは何平野だろうか、基本的に水田が多くそこに徐々に宅地が早世された街づくりになっている。高山線と大きく違い平地の中を進んで行く景色はあまり変かがないのでしばらくすると飽てしまうが、暮しをするには良いところだろう。

13:21 金沢着【59.4Km | 801.0Km】

37 予想以上に大きな駅だ。ここでの待合せは40分なので、街の散策でも行う考でいたが、昨日同様の猛暑で外に出る気がしない。大きな駅にお土産やさんもひしめき有っており大勢のお客が帰省帰りか列を作って買物をしている。今回の旅でお土産をなにも買っていないので何か買おうかと物色したが、名物を知らないので、迷ってしまう。あんころもちが名物のようだが、正味期限が本日中なので駄目だ。それ以外に色々見たが、値段と大きさと内容のどれもがぴったりの物がないので買うのを止めた。

14:04 金沢発(北陸線)【801.0Km】

電車6両編成が定刻通り走りだした。JR西日本だけなのか、車内にSOSボタンが設置されている。車内の犯罪行為や急病人が出た際に緊急連絡するもので、JR東でもあるがこんなに目立つようにボタンを表示していない。

15:31 福井着【76.7Km | 877.7Km】

40 時間はないがえきの写真だけは撮っておこうと、正面に出た。新しい駅で大きい。金沢に比べれば比ではないが、これも想像以上の規模である。電車は既に入線しており、算料編成で、満員の状態であり座れない。5分以上前に乗込んだが初めての立ちである。ま、これもありか。

15:45 福井発(北陸線)【877.7Km】

この車輌はモハ418-11。車輌の事は知識がないが、やけに天井が高い。後で調べてみよう。定刻に発車した。この車輌は日差除けに4面にカーテンが装備されている。窓ガラスが大きいせいか4面以外はブラインドでありまとまりの無いデザインである。この線路も水田のなのかを走っている。やっと座れた後うとうとして終点まで寝てしまった。

16:37 敦賀着【54.0Km | 931.7Km】

まだ日差は強いが、オレンジ色を帯びて来ている。

16:51 敦賀発(北陸線)【9931.7Km】

この電車も満員の状態で、運よく座れた。

17:11 近江塩津着発【14.5Km | 946.2Km】

駅について琵琶湖線経由の繊維乗換える。近江塩津に蔦と気にはすでに11分になっており乗換え時間は無いことになる。また、乗換えについて言えば地下道を通って向い側のホームに停車中の電車に乗るのだが、地下道が何故がかなり深い。後で調べることとして、なんとか乗り継ぎは出来た。乗った電車もほぼ満員でなんとか座れた。山間を通って走っている。琵琶湖の東側を南下する事になり西側には湖西線が走っている。

17:51 米原着【31.4Km | 977.6Km】

41 米原駅は新装工事中という事であるが、新幹線到着駅にしては淋しい駅である。新幹線口とは逆の出口に出て写真を撮っては見たもののこれと行った特徴もない。

18:12 米原発(東海道線)【977.6Km】

折しも新幹線が到着した事から駅ホームはごった返しており、それらがみんな普通列車に乗込んで来たので立ち席を含めて8割程度の混雑ぶり。ここでもなんとかすわることができた。電車は走り続けても人の混雑ぶりは変らない。おそらくブラジル人だろう若者が2、3人大声で話したり、電話をしている。また、近くで子供が奇声を上げている。おまけに冷房が強くて寒い。さらに、窓は殆ブラインドが下ろされており、かつ車内アナウンスが小さくて聞えない。さらにさらに悪いことに、出発前に調べた時刻に誤りがあり休日ダイヤを記録していたため、岐阜まで行くと信じていた列車が途中の大垣で終点になってしまった事だ。

18:46 大垣着【35.9Km | 1,013.5Km】

駅に降り時刻表を確認し、誤りに気づく。急虚次の時刻を確認して飛乗る。

18:58 大垣発(東海道)【1,013.5Km】

夕闇を電車は勢良く走る。米原で乗換えたときもそうであったが、ディーゼル車輌より電車の方がはるかにスピードは速い事に気づく。こCo2削減も考えるとJRも速く電化して欲しい。

19:09 岐阜着【13.7Km | 1.027.2Km】

42 蒸暑い岐阜駅。 ホテルにチェックイン後夕食を食べ気待ちに繰出す。昨日はあまりおいしくない焼そばだったので今日はボリュームのあるものが食べたい、との思い出探すが、飲み屋は色々見つかるが食べもの屋があまり無い。小さな路地に入り探した頃でトンカツ屋さんを見つけ飛込んだ。名古屋が近いせいか味噌トンカツがメニューにあったのでそれを注文。けっこうおいしく頂き巻いた。早々と就寝。 朝は5:00起床するが、今日は走らない。着るものがないので。。。

8月17日(金)

06:42 岐阜発(東海道)【1,027.2Km】

通勤時間との重なって車内の席はほぼ満席状態。新聞を見ている人が目立つ、通勤列車状態の中、ペットボトルを脇に入れたバックを背負い、軽装な格好の自分が浮いている。朝刊には昨日の岐阜県内の気温が記録史を74年ぶりに更新する40.9℃を記録したとの事である。実際暑くてたまらなかった。列車は止る駅毎に乗客が増えて来る。名古屋を過ぎて、座ることが出来たが終点の豊橋までは常に立っている人がいるくらいに込合っている。まあ、平日だからね!

07:53 豊橋着【102.7Km | 1,129.9Km】

一旦外に出ようかと考えたが時間もあまり無いのでそのまま飯田線ホームに向う。

08:12 豊橋発(飯田線)【1,129.9Km】

43 2両編成の電車は5割程度の乗車率。ゴトゴト音を立てて走だした。さきほど乗って来た快速に比べて車内はうるさい。これから岡谷まで8時間(途中1時間の乗換え待ち含む)の旅になるが、水だけは買って乗車した。この車両は各駅の止る毎にドアは開かず手で開ける方式である。駅間は比較的短く3、4分間隔。この調子で7時間乗る事になる。駅に着く毎に開けはなたれたドアの向うから真盛りの夏を終えようとして蝉の声が聞えて来る。

10:03 中部天竜着【68.6Km | 1,198.5Km】

45 ここで、約30分の時間が空いている。同じ列車番号であるから乗換えはしないだろうがこの時間は何の目的やら。。職員の休憩か?特急の通過待ちはあったもののちと長すぎる。時刻表からは他の電車は長期に停車しないので、たまたま時間調整なのかもしれない。この駅で降りてみた。ここの駅には「佐久間レールパーク」が併設されている。何処にでも有るような展示場と少し馬鹿にしていたが、実車が10台以上もあり、マニアにはよだれの出そうなプレートやその他小物が沢山展示されている。ここをちょっと覗いているだけで30分は掛る。一通見て車内に帰ったら丁度発車時刻であった。

10:30 中部天竜発【1,198.5Km】

発車して2分もしないうちに次の佐久間駅に到着する。ローカル線である。渓谷に沿って北上して行く。何川か後で調べてみよう。渓谷に沿って民家が限りなく続いている。ここまで生活の色が濃いとは思わなかった。唐笠で大勢の人が乗って着た。ここは天竜川ライン下りの終着点?でしょうか?

11:56 天竜橋着【59.2Km | 1,257.7Km】

終点の天竜橋に到着し接続の電車が待っていたのでそのまま乗継ぐ。大勢の人はこの駅で降りたのか乗継いだ電車はそんなに混んではいない。

12:03 天竜橋発【1,257.7Km】

2両編成の電車である。この電車はワンマンで安全面と運賃の徴収の二つの責任を負う。車窓を眺めながらほどなく飯田駅に到着

12:34 飯田着【14.4Km | 1,272.1Km】

61 飯田駅で昼食をいただく。駅前を歩いて下ると「あさひるごはん」の看板を掲げた軽食喫茶があり、暑くなったからだを心地良く迎えてくれた。お店の客はみんな常連らしく客同士が挨拶を交したりして明るかった。少しは止めに駅に戻り乗り継ぎの電車を待った。今日も暑い。

13:31 飯田発【1,272.1Km】

学生の部活か多くの人で混んでいる。4人掛のBOXシートの奥が空いていて潜り込む事で座れた。とにかく長時間なので極力座るように心掛ける。2両編成の車掌付の構成である。飯田線は70周年記念のスタンプラリーを実施中で、それ目当の鉄もいる。指定駅17駅のスタンプを集めるのだが、ほぼ1時間おきにしか走っていないため、本気で取組んでも3日は掛るかと思う。駅では殆が無人であり、駅に着く毎、車掌が切符を改め回収したり精算している駅での停車時間が場合によっては長い。駅を発車する度に車掌室から客車側に出て来る。お客は手を上げて切符を買い求めている。一通切符を売ると車掌は次の駅の出口を考慮して適切な場所まで移動し、降車客の切符回収を行う。そのためにドアの開け閉めは車掌ではなく運転手が行っている。車掌は次の駅の車内放送を行う時だけ最後尾の車掌室に戻って来るのだ。さらに駅間が短いので3分おきで繰返されるので構忙しい。ときたま、乗客が込入った質問をするらしく、時刻表を見たりして回答を探している間に次の駅に到着してしまうこれが繰返されて、一人当りの所要時間は3駅になることもある。竜野で乗務員が代った。どの車掌も若い 愛知県から静岡県、長野県を通り194Kmの総距離を6時間で走り抜けている。

16:06 岡谷着【75.0Km | 1,348.0Km】

岡谷で乗換える

16:12 岡谷発【1,348.0Km】

中央線は立ち席が出るほど込合っている。無理矢理シルバーシートに座りこんだ。

17:05 小淵沢着【37.1Km | 1,385.1Km】

17:13 小淵沢発【1,385.1Km】

乗換えた電車も人の入は多い。立ち席も出ている。少しの時間だが座って行こうと電車が来る前からホームに並んで電車を待った成果があった。飯田線に比べれば静で速い。

17:51 甲府着【39.6Km | 1,424.7Km】

なんとなく立ち悔いそばを食べたく、駅ホームのそば屋に入る。腹が減っているわけでもないのに、なんとなく腹の虫が知らせたといようか。。。

18:08 甲府発【1,424.7Km】

定刻通電車は発車した。大月あたりで車内放送があり、八王子以東で人身自己が発生とのこと。鳥沢と四方津それぞれで、一時停止する。四方津では先を走っている八王子行きに追付きその車両に移り出発を待つ。レスキュー、警察で救出作業を行っているとの事、自己処理はおおむね1時間で終った見込だが、先行列車がつかえており出発は容易ではない。先行するこの電車は四方津駅を定刻18:53に発車予定であるが出発したのは19:50で約1時間遅れである。この先も順調に走るかは心配なれど一安心。甲府駅でそばを食べておいて良かった。高尾駅前からノロノロの走になって高尾駅で5分程度停車し再出発。

20:26 八王子着【86.7Km | 1,511.4Km】

20:30頃にわか雨の駄目押し。雷と共に大雨です。

20:35 八王子発【1,511.4Km】

20:53 橋本発【8.8Km | 1,520.2Km】

20:59 上溝着【4.9Km | 1,525.1Km】



もどる