■トピックス
2年ぶりとなるフルマラソン。予想通りの惨敗ぶりで練習不足を痛感する。前日の大雪にも見舞われ心も体もクタクタのありさま。走りながら、もうフルを走るのをやめよう、、と思っていたがゴールをすると今度はもっと練習して。。と前向きになっている自分に気づく。本当にマラソンは麻薬だ。
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2月14日。巷ではバレンタインの日に当たり、若いカップルは夜遅くまで甘い時間を過ごすところだが、関東地方は全般的に大雪の天候で、会社では早期帰宅の声も出るほどの大荒れの予想。予想通り、その夜は大雪が降り続き会社からの帰宅もままならない状態。駅からのバスは途中どまりで、降りしきる雪の中を足元を滑らせながら歩いて帰る結果に。 翌朝は、膝頭ほどの雪が積もり、どこにも行けないほどの積雪に驚く。雪は雨へと変わり、まだしとしとと降る中、なんとか本日の出発を現実のものにするため、表通りまでの雪かきを行う。 雪かきを行いながら今日本当に京都に行くか悩んでみた。電車はまだ動いておらず、駅までのバスも止まったまま。新幹線は動いているらしく迂回をしながら駅までたどってみる事も可能ではあるが、、と悩むんだったら行ってしまえ、と昼前には決断し身支度を開始する。ちょっと早い昼ご飯を食べて、最寄り駅まで足元の悪い道を歩いて向かう。雪をかきちらして走る車に白い目を向けながら、少しでもある生きやすい車のわだちに沿って迂回駅まで歩く。普段の倍の1時間30分もかかりやっと駅につい時、電車は動き始めていた。ただし、のぼり方向は約1時間も駅のホームで待った。やっと乗れた電車で新幹線の駅まで向かう。新幹線はほとんどの遅れもなく動いていたことから、マラソンの受付終了時間の1時間前に受付会場である、みやこめっせに到着できた。 京都では雪は積もっていなかったが、運悪く雨が出向かえてくれた。
翌朝は、雨は上がっていたが、からっと晴れるまでの天気ではなかった。滞在していた四条大宮の東横インから電車で4駅で、西京極まで向かう。西京極では臨時改札が開いていて「ICチャージはできません」となっている。「Unn?」わざわざチャージする人がいるか?と疑問を持ちながら臨時改札に向くと駅員に「ICカードは使えません」とのアナウンス。チャージとはICカードでの支払いを言うようだ。変な言い方。
スタート地点の西京極運動公園は2時間前であるが大勢の人が集まっていて大騒ぎ状態。荷物を預けるリミットが8時10分とやたらに早いことが気にかかる。気温は低くて早々に着替えて荷物を預けるので。温度調整が大変だった。
午前9時のスタートで走り始めて約7分後にスタート位置に来ることができる。1万5千人の参加者の割には早くスタートできた。走り始めて前半の20Kmは調子よく走ることができた。スピードはあまり出せなかったが6分ペースで走り続けることができた。それからがいけない。左足の甲が痛くなるのと足全体の疲れが出て、時々ストレッチしないと走れなくなっている。30Km過ぎるころは毎キロごとにストレッチしていた。なんでこんな思いをしてまで走らないといけないのかとつくづく考えるようになる。ほんとは京都の風景を見ながら気持ちよく走ることができればいいのだがもういっぱいいっぱいの気持ち。最後の最後までつらい事が続きやっとゴールを迎える。
5時間をゆうに超えたタイムで到着する。
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