第20回かすみがうらマラソン
■トピックス
今年で3度目になるかすみがうらマラソン。毎年武田の里ウォークラリーの翌週に開催されるため、十分な体調で挑めないことから、毎年途中で挫折してしまう。さて、今年は、、。
 かすみがうらマラソンは茨城の土浦駅近くにある川口運動公園をスタートし名の通りかすみがうら市にある霞ヶ浦までの往復42.195Kmである。今年で3回目であり、1回目は単身赴任していた事から当日朝に会場に迎えたが、単身赴任が終わった昨年からは自宅から相当の距離のあるしスタート時間が午前10時のことから前泊で大会に挑んでいる。昨年同様に佐貫駅前の第一ホテルを宿にした。
 昨年は、ホテル予約時に洋室を予約していたが、今年は洋室より1000円程度安い和室4.5畳トイレふろ共同で4700円程度のコースで予約した。ふろが共同であっても個室のより広いだろうと考えて、あと和室に布団を敷いて寝るのも落ち着くと考えた。  大会前日は、ゆっくり寝坊し日課である掃除とアイロンがけを済ませ、昼食もしっかりとり予約済みの佐貫まで向う。佐貫に着いたのは午後6時を回っていて、4月とは言えやや寒い中ホテルまで急ぐ。ホテルでチェックインを済ませるとフロントにおばさんが、中に入れと促す。丁度1Fフロントの裏側に部屋があって、和室が3つほど並んでいる。その中でも一番奥に通された。予約では4.5畳となっていたが、どう見ても6畳以上はありそうな広い和室でいい感じだ。既に布団は敷いてあり、こぎれいな部屋だなぁと思う。
 到着するなり荷物を置いて夕食に向かう。夕食は昨年同様につけ麺で有名な大勝軒と決めていた。(と言うより、それ以外の食事をするところが近くにない)時間が6時を既に回っているので、大勝軒は超満員の状態。もともとこの店はカウンターのみで10席の小さなお店で、到着すると店の中には待っている人で満杯になっている状態。しばらく店の外で待つ。結構寒い。約30分ほど待って席に座ることができて、ラーメンの大盛りをいただく。ホテルへの帰りがけに、コンビにより明日の朝食を買い込む。
 ホテルに戻り改めて部屋の中を確認する。アナログのTVとお湯が入ったポットだけ。そこに布団が既に敷いてある。部屋に入り襖を閉めても襖の上が解放されていて、フロントでの音が筒抜けになっている。この部屋には鍵はなく、フロント裏だから安全だろうとの配慮しかない。ここは男性限定の部屋になっており、確かに女性では物騒だろうと思う。
 共同のふろに入る。同じく1Fの並びにトイレとふろが設置されていて、結構キンキンに沸いたふろをいただくことにした。共同ではあるが、湯船も1人用で小さいので、当然貸し切り状態である。洋室のユニットバスよりは使い勝手が良い。ふと\ろから上がるとあとはやることがないので、明日の荷物整理をしてさっそく寝ることにした。その時に丁度隣の客が入ってきた。どうして分かったというと、襖一枚を隔てたのが隣で、音がすべて聞こえてくる。荷物をあける音、TVの音などが結構うるさい。これじゃあ、今日は寝られないないかもと。。。考えているうちにぐっすり寝込んでいた。
 朝は、6時ころ目を覚まし、朝食、身支度を終え7時過ぎの電車で会場に向かう。 霞ヶ浦
会場は、駅から歩いてすぐのところで、既に大勢の人が来場していた。昨日の雨のせいで会場周りではぬかるんでいることろもあったが、例年通り野球場の外野の芝生に場所を確保し着替えと準備を行う。今年も有森裕子さんがゲストで来ていたが、めんどくさいのでステージまではいかず、ストレッチをした。空気はやや寒く感じて、早めにアップをしながら体を温めた。今年はスタート位置が変わり、例年のスターとポイントである霞ヶ浦湖畔は絶好の練習場所になっている。水分補給をしながらここで往復しながら体を温める。今のところ調子は良さそうだ。今年は念願の気持ちいい完走をしたい。


霞ヶ浦
 10時00分のスタート時間迄に時間はあった。今年のスタートは土浦駅前の大通りからのスタートで昨年よりは走りやすい。スタート30分ほど前にはスタート地点に向かい準備をする。人は結構多く、今年の参加は2万人の参加とのことで過去最高の参加者とのことであった。年々こういった大会の参加者が増えてくる。増えることはいいが、走る側としては人が多いこと走りにくくなってくる。スタート地点に集まった人はめいめいにストレッチをしたり準備を進めている。
 10:00ジャストに、花火とともにスタートした。ここから4時間を目標にゴールを目指す。走り始めから飛ばすと後半しっそくするので、ゆっくり目で走り始める。とにかく周りの風景を眺めながら気持ち良く走ることに専念する。コースでは、ボランティアの給水掛の人やコース案内のプラカードを持つ人が大勢いて心で丁寧にお礼したり、茨城の風景を眺めたりしながら走った。
霞ヶ浦
 スタートから中盤までは問題なく気持ちよく走れた。スタートしてすぐの20mの上り坂も延々と続く道も楽しさに変わっていた。給水も一つ置きにとっても体は快調だったので、おのずとスピードアップしそうだったが5分30秒~6分のペースで走り続けた。天気はよく日差しはあったが、空気は涼しく走るにはちょうどいいかと感じた。
 ところが、25Km地点くらいから両足の甲が痛み始めてきた。先週の武田の里で感じた痛みがぶり帰ってきた。足を進める度に、痛みはますます大きくなって感じてきた。このころからすべての給水場で足を止め、ストレッチをするようになっていた。
 そしてついに30Kmを過ぎるくらいから、給水場以外で足が止まるようになってきた。タイムもここを起点にガクッと落ちてきた。3年続けて足を引きづりながらの走りになっていて、残りの10Km足らずの距離が途方もない距離に感じてきた。歩いて、走って、ストレッチして、歩いて、走って・・・この繰り返しが延々と続く。40Kmの看板を目にする頃は、歩く事すら辛くなってきていたが、ゴールも見えてきたことから最後の力を振り絞って走った。 霞ヶ浦

 ゴールが見えた。ゴール前では歩くことをせず走り抜けてタイムを刻んだ。タイムは4時間46分。目標に対して46分のオーバー。残念だ。屈辱的な惨敗感を味わう。どうしてもかすみがうらは制覇できない。

走り終えて、着替えを済ませたらさっさと帰った。帰りながらの電車は満員で席に座れなく立ち続けたことも辛かった。

 また来年挑戦するか・・今は考えたくない。


それぞれのラップとスプリットタイムは・・・
距離TimeSPLIT備考
01Km0時間05分52秒5分52秒
02Km0時間11分52秒6分00秒
03Km0時間17分05秒5分13秒
04Km0時間22分36秒5分31秒
05Km0時間29分29秒6分53秒トイレ
06Km0時間34分42秒5分13秒
07Km0時間40分14秒5分32秒
08Km0時間45分48秒5分34秒
09Km0時間51分16秒5分28秒
10Km0時間56分41秒5分25秒
11Km1時間02分04秒5分23秒
12Km1時間07分35秒5分31秒
13Km1時間13分05秒5分30秒
14Km1時間18分25秒5分20秒
15Km1時間23分44秒5分19秒
16Km1時間29分25秒5分41秒
17Km1時間34分56秒5分31秒
18Km1時間40分33秒5分37秒
19Km1時間46分09秒5分36秒
20Km1時間51分40秒5分31秒
21Km1時間57分32秒5分52秒
22Km2時間03分02秒5分30秒
23Km2時間09分13秒6分11秒
24Km2時間14分48秒5分35秒
25Km2時間20分24秒5分36秒
26Km2時間26分41秒6分17秒
27Km2時間31分55秒5分14秒
28Km2時間37分57秒6分02秒
29Km2時間44分12秒6分15秒
30Km2時間50分37秒6分25秒
31Km2時間58分14秒7分37秒足がストップ
32Km3時間05分48秒7分34秒
33Km3時間14分00秒8分12秒
34Km3時間23分21秒9分21秒
35Km3時間33分10秒9分49秒
36Km3時間41分56秒8分46秒
37Km3時間51分08秒9分12秒
38Km4時間00分42秒9分34秒
39Km4時間12分55秒12分13秒
40Km4時間23分53秒10分58秒
41Km4時間34分00秒10分07秒
42Km4時間42分00秒8分00秒
Last4時間46分25秒4分25秒
平均
6分46秒
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