金町情景

そもそも私と金町の出会いは、会社単身赴任がきっかけである。29年務めた川崎から我孫子に移動になる。我孫子では社宅もあったが単身アパート暮らしを決めたことで金町の地に2003年から身を置いた。ここで5年間という短い時間であるが初めて一人暮らしを経験する。東京ということも初めてで一人生活も初めてで、務める職場も初めてで初めて尽くしの時間を過ごした。その思い出を少しであるが記録した。

単身生活を終え約10年して再びこの地を訪ねてみた。ちっとも変っていないことと、すっかり変わってしまったことと二つの側面がうかがえた。それでもこの町は懐かしかった