RIO DE JANEIRO

サンバで有名なリオ・デ・ジャネイロ

 airplane.jpg (43194 バイト)  2月2日、仕事でリオに行って来ます。ほとんど観光でしか知名度のないリオも、ブラジルではサンパウロに次ぐ大都市です。VARIG航空RG9001便9時発で約30分の旅です。離陸し飲み物と軽食のサービスが出ると同時に、着離陸体制に入る位の距離です。120名くらいの席はほとんど満席の状態で、ビジネスでの利用が多いように感じる、B737は順調にリオ、Dumont空港(この写真の右上が空港です)に着陸します。ほとんど街の真ん中に作られたこの空港は海岸に突き出た格好をしていますが、極端に短い滑走路なため着陸の際には、めいっぱいのブレーキングで、我々を恐怖の心持ちにさせてくれます。  

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歌でも有名なコパカバーナ(COPACABANA)の海岸に沿ってたてられたホテルに宿をとりました。リオアンタルチカホテル(Hotel Rio Atlantica)。泊まった部屋が幸運にも海の見える部屋で、絶景の光景が目に入ってきます。大西洋に面している海辺では、色とりどりの水着を着た老若男女大小白黒黄色が一年中お祭り騒ぎをしています。さすがにここでは、日本人を見かけることはなく、北欧系の美人美男子(爺婆もたくさんいます)が手を取り合って仲良く歩いている姿を見かけます。時折、海岸では特設のステージを中心にイベントが行われます。ホテルの真ん前では、若い人を対象としたダンス教室が毎日開かれています。手を挙げたり足踏みしたり、音楽にあわせで手拍子をする姿がホテルの部屋からよく見えます。このイベントではボリュームを上げた音楽が流され、特にドンドドドドンと腹の底に響く音が、結構耳障りです。これも午後7時を回る頃には止み静かな海になります。Windowsの壁紙にもってこいの風景がここには多くあり、人々は一日を惜しむように海岸に面した野外レストランに席をとり、夜遅くまで話し込む姿をよく見かけます。午後から夜中にかけて、露天商がた〜くさん海岸に集り、Tシャツ、サングラス、絵画、水着、飲み物、おみやげ・・とたくさん売ってます。値札はほとんど見受けられなく、聞いて値切る?のかもかも知れませんが、言葉がわからない人にはどうにも手がでないものになってます。この海岸はおよそ3Kmの間に154の建物が並びさらんでいます(歩いて数えました)。日曜日にもなると道路の一方が歩行者天国に変わり祭りは最高潮に達します。
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 ropeway.jpg (49357 バイト)  ポン・デ・アスーカル。砂糖の山という意味の山に行きました。パン屋さんで、砂糖をたっぷり掛けて焼いたパン、有りますよね?テカテカに艶をだしているの。。あれの形によく似た山です。麓からロープウエイでしか登れない絶壁に囲まれた山です。高所恐怖症の私が行くところじゃあ有りません。山の上に上っても足が地に付いた感じがせず、しばらくは気持ちが落ち着きませんでした。海岸、ビジネス街、飛行場、海・・・とこの山からリオの街のすべて見渡せます。ここから街を見ていると、貧困の差や泥棒、ひったくりの事なんかはすっかり忘れさせてくれる、大きな気持ちになれます。
 corcovado.jpg (38886 バイト)  これは、大変有名な海抜710mのコルコバード(CORCOBADO)の丘に立っているキリストの像で、リオの観光にシンボルです。みなさんも一度はテレビや雑誌などで見たことがあると思います。1931年にフランス人の手によってたてられたこの像は、高さ30m両手の長さは28m、重さ1,145t有ると言われています。勉強不足で目的やら訴えている内容は知りません。後で調べて書きます。このキリスト像を見るためには、麓からケーブルカーで15分か車を利用する方法があります。私たちは車を使って登って来たのですが、非常に高い場所に建てられていることから麓の街からも十分見る事ができます。コンクリートの様な材質ですが、こんな高いところに建てたわけですから相当な技術だったのでしょう。さすがに観光地らしく、おみやげものを売っている店が多くあります。

私も日本でテレビを通してこの像を見たことはありましたが、もう少し太っているように記憶してた為、実際を目の前にして少し貧弱に感じました。