サンパウロは、車社会です。というか、電車の整備が送れていて、地下鉄の路線が3本有るだけで、朝夕の通勤はバスや車です。バスは昔絵本で見たことのあるトローリバスを時々見かけます。バスに二本のアンテナのようなものがでていて、道路の上に張り巡らせてある電線から、電気を受けて走っています。街中の道路は、広く整備されています。狭い道で有ればたいてい一方通行ですし、幹線の道なら概ね片側3~5車線の広さです。道そのものは所々穴が開いていたり、雨水を流す溝が大きく道路を横断してみたりと決して良いとはいえないところもありますが、日本の狭い路地を思えばそれなりに効果的に使えています。
そんな、道路事情でも朝夕にはラッシュがあります。中心街であれば無料の自動車道路も時としてだらだらと数珠繋ぎも珍しくありません。そこへ、変わったアイデアが展開されていました。渋滞が起きる朝は登り方向、夕は下り方向とほぼ規則的なため、中央分離帯の位置が時間とともに変化するのです。そんな事をしても渋滞はなかなか解消しない為、2月からはナンバープレートの末尾による通行制限を行っています。たとえば、金曜日は末尾1と0は通行不可、、の様にです。 |