武田の里ウォーク5(上諏訪~韮崎)
5年も続くはずがないと考えていた武田の里ウォーク。毎回終わった直後は、もうこれで終わり!、と自分に言い聞かせているが正月をあけるとまた今年もと勢いづいている自分がいる。毎年歩いていてつらくて仕方ないのだが、最後の桃源郷に着くと目前の桃の木のピンクで気持ちが柔らぐ。今年は、満開までに後数日の時間を要する状態ではあるが天気に恵まれ気持ちいいフィニッシュを迎えられた。 (★★★★★


4月10日(土)

01
 昨夜の飲み会で調子に乗って飲んでしまい、朝からやや二日酔い気味。まだ酒が消化しきれていない様子で調子が良くない。例によってこんな時に限って、朝早く目が覚めてしまった。布団の中でグズグズして少しでも体を休める努力をしたが、我慢しきれなく8時前に布団から出た。いつも通りに朝食と掃除、アイロン掛けの日課を早々に終えお昼を迎える。天気予報では曇りの予想だっかが外はうす曇りではある。外に出ると気温も上がり桜の花びらが舞っている様子を伺った。春らしい良い天気を久しぶりに迎えた。
 事前に予約していたスーパーあずさ29号で八王子(18:37)から上諏訪に向かう事にしている。今年は、諏訪大社の御柱祭りが7年ぶりに開催されていて、電車も相当込むのかと思い予約はしたが、結果は後ほど。夜を徹して歩きとおすので、服装や持ち物は期を使い事前に必要なものを取り揃えて準備はしていた。最後の仕上げで、デイバックに収め準備を行う。天気はよさそうでレインコートは持っていかないことにした。しかし、夜中の寒さは何度か経験していたので、ジャケットだけはバックの底に詰め込んだ。あと、昨年の経験でチョコレートは事前に買ってきた。
 全てを整えいざ出発。最寄の駅までは自転車で向かう。心配性な正確で時間少し前に家を出る。家を出ながら「こんな時によく忘れ物をするんだわねぇ」と考えながら自転車をこいでいると、JRの切符を忘れていることに気付いた。急いで引き返して切符を手にした。危うくとんでもないことになるところを助かった。と、このまま駅に向かった。JR橋本駅に近づくと電車が駅にきているのを見かけた。あの電車に乗れればよかったが間に合わないだろうな。と何げなく思いゆっくり駅に歩いてくと、その電車がまだホームにいる。あれ~!?乗れそうだなぁ、、と、走ってホームに行くとドタン!とドアが閉まる・・・・。カッコワリィー。てっきり予定の一本前の電車だと信じて、さて今度来る電車に乗るつもりで時計を着たら、なんと今のが乗る予定の電車だったことに気付いた。切符を家に取りに帰る時間分、出発時間が遅れていることを忘れていた。 次の電車時刻をみると、スーパあずさ出発の3分前に八王子に着くことが分かりなんとか、電車にはギリギリ間に合う事態になった。結果は良かったがヒヤヒヤものだた。
 とのことで、夕食に八王子駅で駅弁を買おうと考えていたが計画はおじゃんになった。持参したパンと大福で空腹感は解消してるが、何か食べておかないと徹夜はできない。上諏訪に降りて会場までの向かう道でラーメン屋を見つけて中華そばを流し込む。
 会場に着いたには締め切り時間の9時に15分前くらいで既に多くの参加者ですし詰め状態であった。出発式は例年通り淡々と進められ、定刻に10時には高島城からゾロゾロと列をなして歩き始めた。今年の参加者は500人強と例年並み。
 毎年のことであるが、第三者からみれば夜中に500人以上の人がゾロゾロ歩いていると付しh\儀に思うだろう。今年も「これ、何の団体?」と聞かれてしまった。変な宗教だったらさぞ怖いだろう。
 高島城を夜の10:00に出発し、8KM地点の茅野文化センタまで一気に歩く。ここで再出発時刻が0:00に設定されていているので、大勢が時間を待ってまた一斉に歩き始める。次は20Km地点の富士見小学校前。ここでは再出発時刻の制限はないので到着し用を済ませると再び歩き始める。次のポイントは30Km地点の蔦木道の駅で再出発時間は3:30となっている。しかし、通常人間の歩く速度は4,5Kmなので30Km歩くのは通常6時間前後かかる。再出発制限時間の3:30には到底歩き通せないはずが、毎年その時間にその場所に人は到達している。絶対に走っているに違いないが、それにしても22Kmを3時間30分で歩くには時速6.3Kmの計算となり結構な早足で歩く通す必要がある。このポイントを過ぎればいくら速く歩いても良い。
 今回の目標時間は10時間の午前8時到着としていた。そのため、最初からハイペースで歩いていたが、当初、総距離50Kmであるので時速5Kmで歩き通せれば目標は達成するはずだった。実際途中途中の工程から8時前には到着する予定だったが、最後の最後でコースが変更になっていて実測の総距離は51.8Kmと2キロ近くも遠回りしていた。結果総時間は10時間10分40秒と遠回り分の時間をオーバーしてしまった。
 例年以上のペースで歩いたため、ほとんどの工程は漆黒の闇の中で写真撮影はできていない。それでも最後のゴール付近では良い天気に迎えられ、まだ少し早い桃の花が迎えてくれた写真はとれた。

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