同行者は、牟さん、谷さん、本さん、米さん、と私です。私を除く全員は我の経験者ですが、みんな元々は玉の人ですから、気は知れていますので楽しく過ごすことが出来ました。
今回の旅を企画した谷さんからいただいた資料に基づき、少々解説を書きます。
「尾瀬の名前」は知っていましたが、そもそも、何処にあるのかは全く知らないうちに、出かけた有様ですから、どうして浅草からの出発の東武線なのか、果たして何時に着くのかは考えられませんでした。こういった無知な人は私だけでしょうが、念のために初心者向けに調べました。
尾瀬 日光国立公園に位置し、群馬県、福島県、新潟県にまたがった標高2000mの山々に囲まれた一帯の事です。歴史的には、電力開発の対象地域とされていたため土地全体の70%は東京電力の持ち物で、大部分が群馬県に位置しています。閉山されている冬を除く半年間での訪問者は約50万人前後と大変多いのですが、自然の特殊性から特別保護区として厳しく保護されていることから、ゴミも落ちていなくきれいな自然が保たれています。気温は東京と比べ平均10℃低く朝夕はさらに冷え込み逆に日中は暑い気温が一般的です。また、降雨量は水の都と言われるほど多く、降った水は山々の草木に蓄えられ一年中きれいな水を下流に供給しています。 |