国内旅行

浜松に行った

2003年3月8日(晴天)

浜松にウナギを食べに行って来た

 3月8日(土)の久々の好天気の中、わざわざ浜松まで「ウナギ」を食べに行って来ました。昨日の雨後も残る朝10時、遅い朝ご飯の後息子の運転で出発です。
 一昨年に運転免許を取得した息子の高速教習のつもりで、前々から考えていましたが、なかなか日程が合わず今日まで延び延びになっていました。 一週間前からこの日に決めていたので、普段は昼過ぎまで眠っている息子も、今日は早めに起きました。さあ、出発です。 自宅から東名高速の厚木ICから浜松ICまでの距離にして約200Kmの小旅行です。

 

 勢い勇んで、出発したものの厚木市街地に入ると途端に渋滞です。ここは国道246号線。いつもながらの車の多さです。だらだら~~~~の運転でいやになります。

 小田急の高架をすぎた頃から流れるようになりました。よしよし、、と。

 東名にはいると、天気がいいのに全然すいていました。高速教習にはもってこいの状況です。まず、走行車線をゆっくり走ります。時速80~90Kmくらいの速度ですが、人の運転する車は、とても怖いです。特に、運転技術を信じていない息子ですからなおさらです。

ウインカーを出すタイミング、アクセルを踏むタイミング、車間距離の採り方などなど、助手席に座ってやいのやいのと言い続けになります。一方子供は、聞く耳持たない顔で、パソコンの話などをバリバリ話すばかりです。<少しは聞いてくれたのか・・>

浜松に入ってきました。初めての街ですから地図を片手に人間ナビゲータです。どこにでもあるような町並みです。<そこ右、そのまままっすぐ、左車線に入って・・>

 

浜松駅前に来ました。

これ見てください。こんな大きな建物がありました。東海地震でつぶれることも気にせずに無謀な建築をするものです。

 アクトシティと名前が付けられた建物で、中になにがあるのか知りませんが、浜松駅と隣接しており、商業とオフィス、ホテルの複合かな?と想像しました。建物自体はとても新しく、周りの町並みも新しくなったばかりのように見受けられれました。
 近くに「楽器博物館」があるとの事、ヤマハの関係かと考えました。見てみたかったですが、時間もなくあきらめました。また来ましょう。
お目当てのウナギ屋を見つけました。
「八尾徳」の名前を持つお店です。金曜日に浜松在住の「大○」さんにおすすめのお店を聞いたところ、「ここがいい」とのことを聞かされ、ひたすらこの言葉を信じてこの店にやってきました。やってくるとどうやら店を建て直してるようで、仮店舗での営業を行っていました。これ見よがしの「うなぎ」ののれんが嫌みに見えましたが、意を決して入ってみます。
店の中は、仮店舗とのことででしたがきれいなお店でした。店に入った時間が午後2時と結構遅い時間にも関わらず、8割の入りで繁盛していました。それにしても店に来ている人はお年寄りが多い。静岡の若い人はみんな出稼ぎにでて、年寄りばかりか・・・・

これが、この店でおすすめの「うなぎ茶漬け」です。うなぎの蒲焼きをご飯の上のせ、おひつに入れて持ってきた店員は、お待ちどう様の言葉で去っていこうとしました。<ちょっと待ってくれ、私らは初めてでどうやって食えってんだい!> 

【私】「これ、どうやって食べるんですか?」
【女】「半分はそのままで、あとはお茶漬けで食べてください」
【私】「はあ」

周りの人のしぐさをのぞき見しながら、最初の半分は「おひつ」からよそった蒲焼き入りご飯を茶碗によそって食べます。結構おいしい。漬け物もご飯に合っていておいしい。
 お店の人がいったとおり半分食べたところで、茶碗の中にわさびと薬味を入れ、それに土瓶に入った「お茶」を注ぎます。これで深みを増したまた違った味になりました。サラサラといただきます。「イイネエェ」

これで、2,300円也。さて高いか安いか。。。

これ以外にうなぎ定食(松)3,600円 (竹)3,100円などがあります

さあ、帰ろう。