大会について
今回の大会には第7回のような通し番号表記がなかったが、第7回と類推する。
2023年秋に開催されたエクストリームウォーク 100 東京は、2023年10月21日~22日に開催されたが、今回は新たに■WESTと■EASTの2コースが設定されていた。■WESTは、海老名市の相模三川公園から■EASTは、千葉県佐倉城址公園からそれぞれ100Km先にある新豊洲Brilliaランニングスタジアムを目指す。この開催には34Km先を目指すビギナー部門も併設されている。さらに、11月4日には、関西エクストリーム100も予定されている。今回で大会一連のかかわりは4回目となる。東京■WESTの100Kmに参加した。
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大会参加記録
大会出発は、海老名市にある神奈川県立相模三川公園から朝7時30分となっていた。
最初は、なんて読む公園なのかも分からない公園で、どこにあるも知らなかったが、近所なので、この大会をきっかけに事前に訪れてみた。三川公園(さんせんこうえん)。相模川の面した川原に作った公園で、広さは約120,000㎡。名前の三川とは、相模川、中津川、小鮎川川の合流地点が近くにあることからこの名前になっているとのことだが、実際この公園からその事を認識する事は出来ない。相模川海老名公園のような名前でもよかったのかもしれない。
自宅からスタート会場までの経路は歩きも含めると約1時間弱で、朝5時45分に自宅を出発する。当日の天気は晴れ、気温は平年並みであるが、日曜日の朝の気温は10℃程度とのことで、服装の工夫が必要である。上下の薄手のジャージに加えて、上下のウインドブレーカを持参し、中心はTシャツ+アームウォーマで構成することにし、気温に応じでウインドブレーカを着ることにした。前回問題となった靴は、当然ランニングシューズと決めていたが、だいぶ前から靴を新調していて、雨が降ったことも考慮してウォータプルーフの靴を買い求めていた。さらに今回からウォーキングストックの使用を考えていた。
さて、開催当日の出発の風景。
会場には7時前に到着し、受付し、荷物も預ける。出発は7時30分から3分間隔のウエーブスタートであるが、7時15分ころには既に大勢の人がスタートゲートに並んでいたことから、急遽7時20分からのウエーブスタートに時間が繰り上げられた。この辺りは臨機応変だ。
当日の気温からアッパーはTシャツだけと判断し服装を整え私も列に並び3番目のスタートの塊に入り込んだ。
出発前には、あらかじめコースを予習していた。最初に参加したXtremeWalkeTokyo100は、コースの認識があまりないまま参加したため、次のチェックポイントまで何キロあるのかも知らないままあるいていたので、いつまで歩くんだ、、とストレスを感じながら歩き、後ろ向きなマインドが優先してしまったことが反省材料であった。また、前回歩いたコースとおおむねコースが一緒なので、大体の道のりやチェックポイントの様子が分かっているので、気になる点だけをメモし持ち込んだ。
今回は出発点とゴールが前回と違うことが気になっていたが、大体の風景を整理して挑んだつもりだった。とりわけ、出発からチェックポイント4までは思う通りの事の運びで、スムーズに進んだと思える。ただ、選択した靴が悪かったのか、全体を通じでマメが4か所できて、歩くことにやや難があった。歩きながら、靴の選択を悔やんだが手遅れである。
チェックポイント1(平塚しおかぜ広場)23Km地点 21日 11:45ころ到着
湘南海岸に面した公園で、前回の訪れた公園なので、勝手もわかっている。ここで、カレーパン、リンゴジュース、ペットボトルの水を頂く。はいている靴を脱ぎ、靴下も脱ぎ足を解放し、ワセリンを塗ってあげる。
特に気になることもなく予定通り到着し、約30分間休憩して再出発することができた。
チェックポイント2(湘南海岸公園水の広場)34Km地点 21日 14:15ころ到着
湘南海岸に面した公園で、前回の訪れた公園の近所だたこともあり、おおむね勝手も変化がない。ここで、みかん、おにぎり、リンゴジュース、せんべいを頂く。はいている靴を脱ぎ、靴下も脱ぎ足を解放し、ワセリンを塗ってあげる。このころから足の痛みを感じるようになってきた。
同日、湘南海岸では花火大会が予定されていて、元々は、海岸沿いを歩くことになっていたが急遽コース変更が行われ、海岸線コース全体の3割は、国道沿いを歩くことになったが、特に気にならなかった。チェックポイントが少し手前に変更されたようだが、大きな変化もなくここでも30分休憩した。あとから分かった事だが、ただの花火大会ではなく「茅ヶ崎サザン藝術花火大会」の名で、サザンの40周年を記念して開催された花火大会であった。海岸全般にわたり、大勢のスタフが配備されていて金の掛けようの規模を感じた。
チェックポイント3(横浜市児童遊園地)55Km地点 21日 19:00ころ到着
保土ヶ谷区にある公園であるが、この公園の入り口の認識が薄かったことから、ややストレスを感じた。場所は前回と同じ場所で、休憩する場所が少し変更になっていた。いい方向に変わっていたのでよかった。ここで、メロンパン、魚肉ソーセージ、こんにゃく、コーヒ、コーラを頂く。履いている靴を脱ぐが、靴下までは脱がず、この状態で足の開放をしてあげた。マメができていそう。足先に余裕を持たせるように靴ひもを工夫した。
そろそろ暗くなってきた事と、夜に向けての寒さ対策としてアッパーのウインドブレーカを着込む。また、ヘッドライトも装着する。ただ、歩いている周り街の明かりで、そんなに暗くないので、ヘッドライトの光量は最低に。
チェックポイント4(ポートサイド公園)69Km地点 21日 22:30ころ到着
みなとみらいにある公園。この公園の環境は熟知しているので、ストレス感はなく、たどり着けることができた。ここで、クラッカー、柿の種、羊羹、味噌汁、カップに入れたアクエリアス、チョコレートの粒を頂く。はいている靴を脱ぎ、足を解放してあげる。このころから風が冷たく強くなってきた。ただ、歩いていると汗をかいてしまうので、ネックウォーマをつける程度にした。
ゴールまで30KMの情報を確認する。とすると次の最終チェックポイントとゴールまでの距離がそれぞれ15Kmか前半が長くて後半が短いと直感で思う。
チェックポイント5(鈴ヶ森道路児童遊園)87Km地点 22日 3:00ころ到着
このチェックポイントまでが、気持ち的にはえらく長く感じた。実質的には18Kmなので、チェックポイント3までの距離より短いのだが、道のりを熟知していないことと、足の痛さが手伝って長い時間を要したと感じたのだろう。寒さと疲れも手伝っていたのだと思う。18Kmを3時間30分の時間なので、数値的には平均値ではあるが。
ここで、クラッカー、せんべい、羊羹と白湯を頂く。寒いと感じた。風も強く吹いている。両足は歩くたびに痛みが襲ってくる。明け方の寒さを気にして、Tシャツの上に長袖Tシャツを重ね着する。ボトムのウインドブレーカも着る。あまり長く休憩するとその逆に歩きを再開するときに痛みを強く感じるようになるので、休憩はそこそこにして歩きを再開する。
最後のゴールを目指して(新豊洲Brilliaランニングスタジアム)100Km地点(実際は103Km) 22日7:00少し前
このゴールは初めての地である。品川、高輪ゲート、田町から銀座を目指す。銀座は訪れる経験がなく、距離感がつかめない。距離的には13Kmなので、短いと頭で認識しているが、行けども行けどもゴールは感じない。コースのところどころの分岐点にスタフがいて、あと何キロあるかのボードを掲げているが、あと4Km,あと4Km,あと3Km,あと2km,あと2km,あと1km、あと0.99Kmと、同じ距離だったり、結構歩いたと思う割にはほとんで変わらない距離だったりで、非常にストレスを感じる。
ほとんど最後ぐらいになったときに、あとはこの長い上り坂を上ったら左ですと、最後の最後の疲れているタイミングで、無茶なコースを選ばないで・・と嘆きたくなる。最後に到着は、13Kmを4時間かかっている。ちょっと遅い。遅いのか、13Kmに偽りがあるのかよくわからないが。
まとめ
今回のウォークは、完歩することができた。参加する前に頭で考えていた様な容易さではなく、やはり1000Kmは長い距離だった。足のマメができて結局2週間くらいは歩くのに難が出てしまうほど。前回と同じく靴選びが間違っていたと痛感する。靴選びは大変重要だ。また、今回初めて使用したウォーキングポールはいい感じである。足が疲れているときでも、体を前に押し出してくれるので、ペースを落とさずに歩けたと思う。ただ、ポールの先のゴムは、すり減ってしまい、金具がむき出しになっていた。ポールが安かったせいなのか、元々こんなものなのかよくわからないが、次回はポールの先を買い換えないといけない。
夜中に歩いていると、前回の大会では、若い人が大勢夜遊びをしている風景を見たが、今回はさほどでもなかった。また、夜といわず、昼間と言わず、スマホを見ながら歩いている人が大勢いた。はっきり言って邪魔なんです。何も歩きながらスマホ操作する必要もないでしょうが。。と、年寄は感じてしまう。