自転車に乗ろう(基礎情報編)
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「自転車に乗りたい。」事をProject'50sに追加した。マラソンを続けいていると、練習時間の不足を痛感する。一回で10~20Kmを走るには1~2時間の走る時間と前後の準備時間がさらに30分ほど必要になる。これを効率よく正確に取り入れるには自転車の活用が良いと考え、自転車乗りを新たな目標とした。これもマラソンを補完する活動ではあるが、また新たな部分が見えてくるかもしれない。
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ひとこと
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自転車を買ったときからの計画であった「輪行」をいつかやりたいと考えていた。
購入は2007年5月のゴールデンウィークの終わった後。その時は東京に単身赴任中で、自分の時間も持てたし通勤時間も短いことから、まずは体力をつける事から、会社への通勤で1年半年の間で何度か自転車を使っていた。2008年10月に単身赴任が終わりしばらく自転車から遠ざかっていたが、気候も良くなり再び自転車を始める気力が出てきた。
時は少し戻るが、2008年の夏に「しまなみ海道を走る」という募集があったのをホームページで見つけ、応募したかったが締め切りを1日か2日遅く、間に合わなかった経験があった。翌2009年の正月に、おなじく「しまなみ海道を走る」応募を探したが、昨年で終わったとのことが分かり、残念で仕方なかった。
2009年春。しまなみ海道のことが忘れられなく、関連情報を見ていると本四連絡橋で唯一自転車渡ることができる「しまなみ海道」の事を見つける。「そうか、走ることができるんだから自転車でも渡れるんだ」2009年ゴールデンウィークに一足飛び行ってしまおうかと、あれこれ考えたがそもそも輪行の経験もなく、事前調査もできていないことから一旦延期し、2009年夏に向けての準備を開始した。
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自転車の交通ルール
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走るのは車道は歩道か
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もっともポピュラーな疑問ですが、自転車はあくまでも車両ですから基本的には車道を走ります。当然車道の方が舗装もきれいでとっても走りやすいです。段差もなくてでこぼこもなくおしりに受ける衝撃は少ないです。しかし当然ですが車が多く、とっても危険です。いつも使っている国道6号線は、そんなに混んでいないことから結構なスピードで車が走っていますので、車道を自転車ではしるには勇気と度胸が必要ですし、事故とけがは心がけないと行けません。そこまでして自転車に乗ることもありませんがねぇ。
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自転車専用の横断歩道?
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横断歩道に自転車のマークの付いた横断帯を皆事が有るだろう。これは当然自転車で横断出来る印であるが、ではそれがないところではどうするか?答えは簡単で自転車から降りて歩いて渡ることが決まりである。そんなことは知りませんよね。横断帯のない横断歩道を渡るとき、知ってい自転車で渡か知らずに渡かで事故に対するリスクマネジメントが違う。
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路側帯を走る時
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路側帯(歩道がない道路で、白線で区切られた道路の端の部分)を走るとき、以下の図を見ていただくと判る通り白線の種類によってそれぞれルールがある。知っているだろうか・・・・
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自転車買いました(2007年5月27日)
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GIANT Escape R2
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Giant Escape R2
この自転車を買いました。どんな自転車が良いかと本やWebサイトでいろいろ探していましたが、いろんな面でこのメーカ「Giant」が良いと選択しその中でもEscapeと決めていた。EscpeにはR3からR1のモデルがあり当初は最高クラスのR1と決めて、いろんな販売店を見て回っていた。R1の重量は10Kgを切る9.8Kgも他のメーカと比較してももっとも軽い車体になりそれが決め手。さらにかっこいいでしょう。それで、5月27日そろそろ買おうと考えて千葉県松戸のサイクルベースアサヒに訪問しお店の人と話した結果、R1とR2も大きく変わらないことと、最初からR1は行き過ぎではとのアドバイス(お店の人はR3を勧めたが。。)からR2として目の前にあった展示品にまたがり「ヨシ!」の勢いで買ってしまった。これに、スタンド、ライト、スピードメータ、サドルロック、Airポンプと合わせて72,368円也と少し高めでしたが結構満足しています。整備をしていただき、そのまま松戸から金町まで国道6号線を鼻歌交じりに帰ってきました。ロックを二つして階段下の車庫に格納して今日はお休みなさいでした。
「Escape R2」の諸資源は
車種名 |
ESCAPE R2 |
フレーム |
GIANT ALUXX 6061-T6 アルミニウム
オーバーサイズチュービング リプレーサブルリアエンド |
フロントフォーク |
GIANT カーボンコンポジット アルミコラム |
BBセット |
TH 7420ST 113-68mm |
ギアクランク |
RPM 28/38/48T ガード付 165mm(38,42) 170mm(46.5,50) |
チェーン |
SHIMANO CN-IG51 |
ペダル |
VP-992A アルミゲージ |
ヘッドセット |
TH 1-1/8 セミカートリッジ インテグラル |
ハンドルバー |
HL MTB-AL170BT 580mm フラットバー アルミ
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ハンドルステム |
HL TDS-D120 25.4mm-10D-90mm&110mm(50)
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ブレーキセット |
TEKTRO RX1 ショートアームVブレーキ パワーコントロール付 |
ブレーキレバー |
TEKTRO TENERA コンフォートパッド付 |
フロントハブ |
GIANT FOUR BY SIX Ⅱ 700C 24Hホイールセット
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リアハブ |
GIANT FOUR BY SIX Ⅱ 700C 24Hホイールセット
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タイヤ |
MAXXIS DETONATOR 700×28C ブラック |
バルブ方式 |
仏式バルブ(英式アダプター付) |
フロントディレーラー |
SHIMANO FD-T301D 31.8 |
リアディレーラー |
SRAM X5 |
シフター |
SRAM X7 TRIGGER INDEX 8S |
フリーホイール |
SRAM PG830 8S 11-32T |
サドル |
GIANT コンフォートサドル VL3061 |
シートピラー |
KALLOY SP-380 サスペンションポスト27.2x300mm
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シートクランプ |
アルミ 31.8 クイックレリーズ |
付属品 |
ベル、ロック |
重量 |
10.6kg |
購入価格
適用 |
価格 |
本体 Giant Escape R2 |
59,800円 |
ライト |
980円 |
スタンド |
1,280円 |
スピードメータ |
5,680円 |
サドルロック |
840円 |
ポンプ |
980円 |
保険等 |
2,700円 |
グローブ |
2,300円 |
バックミラー |
945円 |
ボトルフォルダ |
1,200円 |
六角レンチ |
980円 |
サイクリングパンツ(OUTLET) |
6,600円 |
バイクジャージ |
6,400円 |
ボトルゲージ |
672円 |
サングラス |
4,990円 |
テールライト |
980円 |
ヘルメット |
8,295円 |
携帯ポンプ |
1,659円 |
工具用バック |
1,680円 |
チューブ |
735円 |
ペダルサポート |
1,050円 |
タイヤレバー |
378円 |
携帯工具 |
498円 |
サイクリングインナーパンツ |
4,515円 |
チューブ |
945円 |
冬用手袋 |
5,300円 |
冬用ジャケット |
15,600円 |
キャップwithイヤーウォーマ |
1,900円 |
輪行バッグ |
6,690円 |
フリーカバー |
410円 |
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基礎知識から整理
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自転車の種類
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シティサイクル(ママチャリ)
特に説明は無くても皆さんご承知のとおり
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ロードレーサー
公道で行われる競技自転車で、スピードが一番出るがロードを走ることを前提にしている為、10Kg前後の軽い車体に細いタイヤを装備している。ギヤ比も高く設定されており、未舗装道路を走るには不向き。前傾姿勢での乗車で風抵抗も考慮されている。
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マウンテンバイク
山や丘などのオフロードを走る自転車として開発され、速度より登坂性を重視してギヤ比も低い設定である。泥つまりが生じないように泥除けは無く、また山を肩に担いで上ることを想定して軽く作られている。悪路を走るため前輪もしくは両輪にサスペンションを付けたものもある。乗り心地は良いが、スピードは出しにくく転がり抵抗は大きい。フラットハンドル
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クロスバイク
マウンテンバイクとロードレーサを合わせた自転車。ハイブリッドバイクとも呼ばれる。シティサイクルやマウンテンバイクより軽く走ることが出来、長距離通勤や初心者のサイクリングに向いている。泥除けのついている場合もある。サスペンションがついている場合もあるが、ペダルに与える力が吸収される欠点があり舗装走行には不向き。
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ランドナー
聞きなれない名前です。長距離サイクリングまたは旅行というフランス語が語源。ロードレーサーに似ているが、ランプ、泥除け、スタンド、荷台などがついている。タイヤは細めでマウンテンバイクに比べると軽い設計。
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その他にもまだあるが、ここらあたりが良くある種類だと。
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自転車のサイズ
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タイヤのサイズ
スポーツバイクの場合のタイヤはほぼ決まっている。
マウンテンバイクは26インチ。これは乗る人の身長にかかわらず一定。ロードレーサの場合は700Cが基本。700Cとはマウンテンバイクの26インチより6センチばかり大きいサイズの事。
、26インチか27インチとほぼ決まっている。
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フレームのサイズ
タイヤノサイズがほぼ決まっているため、サイズの選択はフレームサイズによって選択することになる。
フレームサイズは、シートチューブ長つまり、シートの下に垂直にある柱ですね。この長さであらわします。一般的に、シートチューブの長さは自分の又下の長さの0.65倍が最適とも言われており、ここで言う股下とは素足で15センチ足を開いたときの又の下の長さ。
身長172cmの人の場合で、MTB,クロスバイクは460mm、18インチ
ロードレーサは570mmが目安となっている。ただし、一般的にはサイズが用意されており、L(身長180),M(身長170),S(身長160)とそろっているので安くあげるにはそれと近いフレームを選ぶのが良い。
(実際に乗ってみて確かめることが一番のようです)
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車体の重さ
自転車の重量は重要な選択肢。MTBの場合は20万円以上でないと軽い車体(10Kg以下)は無い。13~15Kgでは5万円以下で買えたりもするが。
ロードは10Kg台で10万円が相場との事で、軽いのは6Kgあたりとの事。
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ハンドル
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フラットハンドル
まっすぐなハンドル。そのまま。
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アップハンドル
弓上に曲がったハンドル。マウンテンバイクに使われている。振り回しが良く、姿勢を前傾姿勢にさせないなどの効果がある。幅は約630mm~700mm。素材はアルミ合金、クロモリ鋼。
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ドロップハンドル
速度を重視し長距離走行に適している。肩幅と同じ寸法が最適な長さ。
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エアロバー
空力ハンドル。空気抵抗を減らす姿勢が取れるハンドルで、トライアスロン者に使われる。肩幅より狭く空気抵抗を減らしている分操作性が悪い。
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自転車の種類(JIS D9111)
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JISで自転車の種類が決められている事を知りました。かなり細かな分類がされており整理の意味で認識しました。聞き覚えの無い名前もありますので、JISの定義から意味を引用します。
大分類 |
小分類 |
備考(意味) |
一般用自転車 |
スポーツ車 |
各種サイクルスポーツ用、ツーリング用及びレジー用として長距離旅行、快速走行など、それぞれの使用目的に適するよう意図して設計された自転車で、チェンジギア装置を備えたものの総称。
なお、トラックレーサー、ロードレーサー、サイクルサッカーなどの自転車競技車、キャンピング車、マウンテンバイク、BMX車については、特殊自転車に含める。また、専ら一般道路での乗車を意図した自転車でマウンテンバイク、BMX車に外観の似た類形車(ルック車)、クロスバイク、ハイブリッド車、ジュニアスポーツ車は、スポーツ車又は子供車に含める。 |
シティ車 |
主に日常の交通手段およびレジャー用に用いる短中距離、低中速走行用自転車。
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コンパクト車 |
屋内での保管、自動車のトランクへの収納又は公共交通への持込みを意図し、呼び(径)20以下の車輪及び軽量なフレームによって、軽量化及びコンパクト化を図った自転車。車体部が折り畳み又は分割できる構造であることが多い。
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実用車 | 日常業務における交通手段及び運搬手段に用いる短中距離、低速走行用自転車。
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子供車 | 主に児童が日常の遊戯及び交通手段に用いる自転車の総称。
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幼児用自転車 | 幼児車 | 主に学齢前の幼児一人が日常の遊戯用として用いる二輪の自転車で表2の諸元に適合するもの。
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特殊自転車 |
マウンテンバイク |
ダウンヒル、スラローム、クロスカントリー、フリースタイルなどのマウンテンバイク競技や、荒野、山岳地帯などでの高速走行、急坂登降、段差越えなどを含む広範囲の乗用に対応し、軽量化、耐衝撃性、走行性能、乗車姿勢の自由度などの向上を図った構造で、サドルの高さの調整幅100mm以上のフレーム、サスペンション機構、フラット形ハンドル、高性能を持つブレーキ、ワイドレンジチェンジギア及び呼び(幅)1.5以上のブロックパターンタイヤを装備した自転車。
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ロードレーサ |
道路での自転車競争に使用される自転車。一般にフリーホイール、制動装置、ディレーラ、足固定装置付きペダル、クイックレリーズハブ、チューブラータイヤ又は700x23C以下の細いタイヤを装備し、どろよけ、キャリヤ及びスタンドを装備していない自転車。
トライアスロンに使用することを目的に製作されたトライアスロン車、道路や道路以外の不整地のコースを混用する競技用のシクロクロス車もある。
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トラックレーサ |
専ら自転車競技場内における競争用として、競技種目に合せて設計された自転車。スプリント用、タイムトライアル(パーシュート)用、追い抜き競技用、ドミフォン競技用、タンデム競技用などがある。一般に前傾乗車姿勢用ハンドル、足固定装置付きペダル及びチューブラタイヤを装備している。また、国際自転車競技連合の規定では、ブレーキ、チェンジギア、フリーホイールの装備が禁じられている。
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BMX車 |
凹凸とヘアーピンカーブをもつコースを競争する車、フラットなグランドで高く飛びながら技を競う車、ジャンプ台を高く飛びながら技を競う車、小川、岩山などの人工地形や人工の障害物の安定走行を競う車などの総称で、一般に呼び(径)20以下の車輪を備え、特にフレーム、前ホーク、ハンドル、車輪、チェーン、ブレーキ、ギヤクランクなどの部品をジャンプ、ウイリー走行などの使用に耐えるよう、耐衝撃性を重視して設計された自転車。
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タンデム車 |
駆動・操縦する乗員のためのサドル及びギヤクランクが二つある車。
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リカンベント車 |
仰向け形乗車姿勢の自転車。
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キャンピング車 | サイクリングでのキャンプ旅行に適した仕様の自転車で、重い荷物に備え、太いタイヤと、大形の前後キャリアとが装備されている。
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三輪車 | ☆ |
その他の車 | サイクルサッカー、サイクルポロなどの各種競技用自転車、ファニーバイク、三人乗り自転車(トリプレット車)、数十人乗りといった多座自転車、変り種自転車(ホビーサイクル)、空気抵抗低減のフェアリング付きの流線形自転車、重量運搬車、ハンドクランク付き自転車など、限定された用途又は特殊な仕様の自転車。
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