福山にて

輪行旅行の第6回目。といっても、ついでの旅なので輪行旅行とはいえないかもしれないが・・・
記録 2009年08月04日

福山 しまなみ海道を息絶え絶えで走った後、福山まで足を延ばし翌朝、近所を散策する。
近所といっても同じように海があるだけの風景で何ら変わり映えもしないが、こちらは慣れ親しんだ土地柄で 勝手がよくわかり、道にも迷わず走ることができた。

手始めに、田島に渡る。ここは本州とは内海(うつみ)大橋で平成元年に結ばれて、この橋を渡っての散策である。田島の横には同じく橋でつながった横島がありこの島は周回道路がないので、今回は田島だけ周回してみた。
福山 島であるから当然ながら周囲は海に囲まれていて、どこから見ても景色はいい。島の周回途中では山の中腹まで登る道がありそれはほとんど車も来ないだろうと思われる状況であるが最後の最後まで舗装されていて、サイクリングのために作られて様な道路であった。谷間にはトンビが上昇気流を受けて空高く舞い上がるのが見えたり、水平線は空と海との境はグラデーションの様にかすんで見ないが、薄水色の景色をしっかりと見せてくれていた。

福山 次に向かったのは、鞆の浦。古くから漁港として栄えた場所で、海に面した土地が少ないことから、狭い路地に ごちゃごちゃと街並みが並んでいる。商業港としての役割をなさなかったことからその後の発展も急速でなく 古いままの街並みが今でも続いている。ここでは、「保命酒」という生薬を含むお酒であり養命酒と似ている。 歴史的には養命酒のほうが古い。
景勝地に弁天島が沖合に浮かんでおり正式名は百貫島と呼び、島中央の弁天堂が島の名前を呼ばせている。さら沖合には シンボル的な存在である仙酔島がある。外周5キロ程度の無人島ではあるが「仙人も酔ってしまうほど美しい島」と呼ばれる 程の景観で、郵便切手にも描かれるほどである。
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記録:
8月4日の走行距離:60Km(位)