次回ホノルルへ教訓

2006年は初めてホノルルフルマラソンに参加した。事前知識をホームページや本などで取得していたが、やっぱり実際に体験したことで分かる事が多い。次回に挑戦するかは未定であるがその際の情報として、また他の人たちへの基礎情報として下記まとめておきます。

事前準備

カメラはスピードに対応するのが良い

朝早くからの大会であり、暗い内に走るのが2時間程ある。その間の撮影にも耐えうるカメラを準備することが望ましい。フィルム式のカメラでも良いが、早く見るためと加工しやすくするためにはデジカメが良いと思う。フィルム式のカメラも用意していたが、もってくる際に空港のX線でやられた可能性があったので、使わなかった。日本から持ち込む際は注意すること。

練習は長距離を2、3日おきに実行する

短距離を走り続けていてただけでは使わない筋肉があると思う。短距離を毎日繰り返すよりは、長距離を数回走ることの方が普段使わない筋肉を鍛えることになる様に思う。練習の方法を工夫する必要がある。走っているときにいままで使っていなかった筋肉にダメージが及んだ。(想像)

大手旅行代理店のマラソンツアーを利用すべし

まず、ツアーパックはマラソンのを選択する事が望ましい。付加されるサービスやオプション豊富で、コースの下見や当日の朝ご飯(おにぎりなど)、レースの攻略法説明、早朝ジョギング等が用意されており、初心者には心強い内容になる。 次に、大手旅行会社主催のツアーパックが良い。大勢の参加が同行することで不安感も払拭されると共に、走りながらの応援スタッフがコースの至る所で応援してくれたり、走った後も専用テントで迎えてくれるし、ケアも十分に思える。マイナーな会社主催の一般旅行ツアーでは一緒に同行する人も少なく一体感も無いことから、不なれた土地で不安感が先行し、生活することを優先しなければならないので走ることに集中できない。

ホテルの選択には留意

マラソンとなると最低3日は宿泊が必要となる。宿泊するホテルで留意したいことは、食事と洗濯と立地条件の3つでありその上で安い価格がBestである。食事をすることが趣味の人は何を食べるかが楽しみであるが、そうでもない人はとにかく何を食べるかを考えること自体が面倒だ。観光地であるので、高級や珍しいレストランは多いが安くて手頃な「食堂」は見つけづらい。ホテルのレストランは言う及ばず高い。朝ご飯に至っては、ホテルのレストラン以外に選択肢がなく、コスト高である。安さをねらうなら前日にスーパーやコンビニで買い求めるしかないが、調理出来ないので買える品種に限界が出てくる。次に洗濯。コインランドリーを備えたホテルは多いはずなので事前チェックをしておく必要はある。最後に立地条件。スタートとフィニッシュエリアに近いことはBestであるが、当日に送迎の足が確保されれれば必須条件にはならない。上記の食事を考えて繁華街に近い方が良いが、コストとの関係で検討すること。安いホテル(部屋)は早めに満杯になるので早めに予約が必要である。安いので、海が見えないことは覚悟の事。。

普段着で長袖を用意しておくと良い

常夏のハワイだから半袖半ズボンで、と考えるが、朝夕で涼しい日もあるので、薄い長袖やウインドブレーカなどがあるととても便利である。特に早朝練習を考えている場合などは、必須アイテムになる。実際、現地練習している人も長袖長ズボンのトレーニングウエァを着ている人も何人か見かけた。

サンダルは必須

街を歩くときや海へ行くときはサンダルが必須ですが、寒い冬の日本から行くときには忘れがちなアイテム。特に、走った後のアイシングでプールを使うことは定番となっているようで、水着と一緒にもっていきたい。因みにサンダルはスーパーの1番安いので5ドルもした。(百均があったら良いのになぁ)

ハワイの物価は高いのでなるべく持込む

ハワイの物価は、一般的に高い。観光地で有ることが最大の理由かと思う。スーパーも少なく有名なABCストア(コンビニ)がやたらに目に付くのでそこの価格が物価高の印象につながっている。さらに日本人が買う物が高価なモノ(日本製のカップラーメン、チョコレート、おみやげ用の服)だったりしていることも原因だと思う。但し、ビールは安かったので、いっぱい買っても良い(缶ビール500mlでだいたい1ドル前後)。フィルム式インスタントカメラは6ドルくらいもしたので、日本から持ち込んだ方がお得(但しX線検査には注意して)。

本番前はベッドの上でゴロゴロと

ハワイに来るまで練習を十分やってきたと思うので、今更追い込みしても無駄。2、3日前には軽く走り込むことは環境になれることで良いことだが、本番前日は極力体力を維持するために、ベッドでゴロゴロする事。朝から食事をする以外はベッドでゴロゴロ。こんな時はゲームやパズルがあると気が紛れて良いカモ。

当日の注意

靴下は5本指のを

数時間も走り続ける為に足のケアには留意したい。その1つが5本指の靴下である。これが意外と走りやすい。ディスカウントで売っているのよりスポーツ専門店で売っている専用の靴下が良いように思う。少し高いが1足有れば良いので本番用に買っておこう。

足の指にはコマメにマメ防止のテーピングを

足の指はマメが出来やすい。5本指の靴下と合わせて、指自と足の側面にテーピングを巻いて万全を尽くす。

膝のキネシロテーピングは注意深く巻くこと

私の場合、練習の時に膝が痛くて走れなかったことが何回もあったので、膝の痛みには注意している。キレシロテープを使って両膝の上下を保護する事は必須事項。ただし、ちゃんとテーピングすること。テーピング巻き方が悪かったせいで、皮膚がこすれて走り終えた後、ヒリヒリした経験がある。ちょっとした気の使い方で改善できるので注意したい。

サングラスはいらない

サングラスはいらない。汗が出たりするのでサングラスをしているとかえってじゃまになる。そんなに日差しは強くないので、帽子だけで十分だ。

カメラは気分転換に有利

カメラは持っていく事を進める。本当は小さく薄いのが良い。しかもシャッタースピードが早いのが良い。走りながら、そのときの風景と時間が自動的に記録される。真っ直ぐな道をたんたんと走る時に、いやになるのを防ぐため自分を客観視できてマインド向上に良い。

乳首のワセリンよりはバンドエイドが確実

走っている最中に乳首とウエァがこすれていたくなる。ひどいときには出血する。そのため、練習時にはバンドエイドを貼っている。本番では、ちょっとかっこつけて「ワセリン」を塗っていたが、25Kmくらいから効果が無くなりいたくなってきた。仕方なく、持っていたバンドエイドを貼ったが、ワセリンを塗ってあったことからうまく肌に貼り付かず逆効果。最初からバンドエイドを貼っておけばよかった。

スポーツタオルは必須なれど小さいので良い

走りながら汗をかいたり、給水所で顔に水が掛かったするので、タオルは必須アイテム。しかし、余り大きなタオルはじゃまになるので。小さめのハンドタオルくらいが良い。

音楽プレーヤーは不要

音楽プレーヤーは、いらない。走りながらしっかり状況をつかみながら走ることの方が絶対良い。

簡単な食べ物を持参すべし

走りながら腹が減るとの感覚はなかなか掴めない。走っていて、途中で沿道に人から頂いたビスケットがとってもおいしかった。この1枚で後半がんばれたと思うほど。

本番の1時間前にはスタート地点に行っておく

本番は5時からスタートですが、その1時間前迄にはスタート地点に行っておく事。スタート地点で2,3万人の人がごった返しており、柔軟運動やトイレも出来ない状態である。スタートのポジションも好みのところが取れないので早めに到着しておくべき。

アップは十分行い最初からマイペースで走りだす

スタートの出棺までにアップは終わっておくこと。周りの人は最初はダラダラ歩いている人が多いが、それよりは前に出てマイペースで走り出すこと。ダイヤモンドヘッドへの坂道は非常に狭くゆっくり歩く事しかできなくなるので、早めに前列にいることがベター。

スタート列は前の方が有利

目標タイム毎にスターポイントが決められているが、参加者の半分以上2/3はお祭り好きの人だと思うので、目標タイムより早い列でも良いので、前列にポジションを採るべき。あとから後悔しないように。

走っているとき

水分はコマメに少量を、給水は先で受取ること

給水所はコース中15カ所とフィニッシュエリアに1カ所の計16カ所ある。水分不足は急激な体力低下を招くと言われており、全てを利用すべきだ。なのも水を飲むことが重要でなく。口に含んでゆすぐだけでも効果は有る。後半飲むようにするが、全てを飲まず、適当な量に抑えること。また、飲むのはアミニバリューも良いが、後味が粘つくので、最後に水で口をゆすぐことも良いこと。スポンジに含まれる冷たい水は、足の疲れをいやす効果もあり積極的に太ももや足に掛けてやる。

トイレのタイミング

トイレタイミングは重要である。みんなが列を作って並んでいるところは避けるべき。時間が無駄である。列の少ないところを選んで積極的に行くこと。全般にわたり行かなくても済むのだったらそれでも良いが、心配のある人は1回は言っておき不安な気持ちをぬぐい去るべき。(私は出発地点と30Km地点で行った)

肩の痛予防を考える

走りながら、予想もしなかった肩の痛みに襲われた。走りながらのフォームを整え、あごが出ないように注意することと肩の上げ下げをよく行い肩の筋肉をほぐす事に心がけること

走り終わって

アイシングを十分に

アイシングは重要。フィニッシュエリアでもアイシングのスプレーを無料体験出来たりしますが、早めにホテルに帰って、プールに浸かることが1番。1時間くらい浸かっておくことが良いのかも。また、プールから上がった後も湿布を貼って足を冷やすことに留意すること。また、翌日は暖かい風呂に入りよくマッサージをする事。足の痛みが少しはやわらぐ。

走った後で待合せをすると心強い

走り終わった後のフィニッシュエリアは多くの人でごった返しているが、祭りさわぎの中1人でここにいるには少し寂しい。出来るなら一緒に行った人や知り合いを見つけ、特定場所で待ち合わせをすることを進める。終わった後の感動を共有できるし、苦労話も話し合える。お互いにケアしあえるので。

走った後にバスタオルと着替があると良いかも(簡単な食べ物も)

走り終えたフィニッシュエリアに着替えなどを事前に保管してくれる。前日までに決められた袋に入れて渡しておけば走り終えた後受け取れる。風の強い事もあり、汗をかいているので乾いたタオルと着替えを預けておけば便利である。また、簡単な食べ物も一緒に入れておけば疲れがいやせる。お金はダメ。

本番の翌日には帰国すべし

本番は、おおむね午前中には終わるはず。午後はホテルで休養が出来るので、それ以上の滞在は足が痛くなる事を考えると無意味である。翌日帰国するのが良い。ハワイでゆっくり遊びたいなら、早めに渡航し遊ぶことがおすすめ。マラソン当日から手前1週間以上前なら旅行費用も安く上がる計算。時差ぼけも全く解消される事でおすすめ。

その他

飛行機の行きは寝て、帰りは寝ない

アメリカの本土へ行く場合の定説では、行きの飛行機では寝ずに我慢すること、帰りの飛行機では十分寝る事と言われていたが、ハワイでは逆が良い。ハワイ行きの飛行機では寝ること。夜の出発なので睡眠時間が少ないが可能な限り寝て到着後の朝から1日は元気よく活動すること。これで時差がリセットされるはず。日本への帰国飛行機では、寝ないで起きておくこと。朝の出発した飛行機で到着は午前中でそのまま夜まで元気にいると夜ゆっくり眠られる。実際起きてる時間は20時間くらいになるが我慢は出来るはず。

時差の調整に注意の事

5時間の時差があり初日にリセットする事で早期解消をおすすめする。気温も違うので、環境変化が激しいが早くなれること。まぶしい太陽と直に浴びるためにはビーチに行くことがおすすめ。そこで、寝ないように。日焼けが大変よ。