
先日、自分の机がある3畳の部屋を引っ越して6畳の部屋に移った。引っ越しには2週間ほどかかって何とかテレワークができる環境になった。その際に、3畳の部屋に飾ってあった旅の思い出となる「お面」の措置に困った。6畳の部屋にはお面を飾る壁がないし特に飾る必要もないと考えていた。で、そのお面をどうしようかと考えたが、措置を保留にして、物置の棚に積み重ねておいてある。
一般的に旅行に行って買ってくるおみやげ物で、食べ物じゃなく、置物はどうするのが一般的なのか?こういった置物の役目は、買った人の記憶の呼び水にしか役目がないように思うが、その記憶についてもその人にとっては役に立つが、第三者には何も意味がない、邪魔物に過ぎない。私が死んだら、どうぞ廃棄いただいても結構ですが、死ぬまでの残り少ない時間でどのような扱いにすればいいのか??
先日テレビ放送で、いらなくなったものを買い取り再販する業者のドキュメンタリーがあった。その中で、大量のこけしが海外向けのアンティークとして売られていた。いまは、日本ブームで、こういったものがよく売れるとのことであった。が、その前にどうして大量のこけしが出回るのか?こけしは旅の思い出っていうことで購入されるのが一般的で、それが大量に売られているということは、買った本人がいなくなったか、あるいは思い出を思い出したくなくなったのが理由ではないかと考える。その上にそのお土産が邪魔になったことが加わる。どこも同じよう結論になるのかもしれないが、自分の場合は、どのような措置が一番いいのか悩む。
この結論は、お墓に入ってじっくり考えることにする。